ムサシアブミ ( 武蔵鐙 ) は逆さまにすると武蔵の国で作られた馬具の鐙の形に似ているところから。

知らないで草取りをしているとちょっと怖い。
だって大きな葉の下で蛇が鎌首上げているみたいに見えるでしょ?
でも珍しいんですよ。
この仲間にマムシソウがあるけれどもっと色がグロテスクらしいです。
ウマノアシガタ ( 馬の脚形 ) またはキンポウゲ ( 金鳳花 ) 、花に光沢があり反射してなかなかうまく撮れない。

近所の方に金鳳花だと言われて頂いたもの、花事典によると金鳳花はこの花の八重咲きのことだとか。
我が家にも八重の金鳳花もあったけど、いつの間にか姿を消している。
クレナイヤマアジサイ ( 紅山紫陽花 ) は今年初めての開花しました。

咲き始めは純白なのにだんだん紅色に染まっていくのが印象的。
フタリシズカ ( 二人静) は花穂が2本立つところからの名づけられる。

二人静はリュウノヒゲ ( 龍の髭 ) に根が絡まっていっしょに我が家に来たらしい。
でもウチのは栄養がいいのか花穂が5~6本も立つので2本が珍しいくらい、過保護はダメみたいね。
我が家は四方を隣家と接っし塀や生垣に囲まれ日当たりはあまりよくないのです。
花や木は植木鉢で小さく育て季節ごとに光を求めて動かし塀際だけは落葉樹を地植えしています。
この落葉樹の下が山野草にはいい環境のようで山や林に育つ草花が元気なんですね。
この他にもエビネ・シャガ・ホウチャクソウ・ユキノシタなどの半日陰を好む花たちがありますが写真を撮らないうちに終わっていました。
な~んてね!
いかにも風流な庭みたいだけど、狭く湿気の多い場所ばかりなのでシダや苔の退治が悩みの種なんです。