世阿弥の言葉、 「 秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず 」
( すべてを見せず一部分を象徴的に表現、見る者の想像を掻き立て奥行きや膨らみを持たせようとすること )
射す光にぼーっと浮かび上がる菊花の美しさ。
なんだかこの表現がぱっと浮かんで来たのでした。
よしず ( 葦簀 ) の隙間から撮った菊花。
撮影 2012.10.26 新宿御苑
11月1日からの 「 皇室ゆかりの菊花壇展 」 開催の準備中でした。
全ての準備が整うまで菊花たちはよしずに守られています。
隙間から覗いたらスポットライトが当たったように一部の花が浮かび上がっていました。
今が一番美しい時、誰よりも先に撮っちゃったかな?