必死に鳴くアブラゼミ、どこで鳴いているのか探したら目の前の植え込みでした。
アブラゼミが鳴いていた所は刈り込まれた腰の丈ほどの植え込み。
高層ビルがそそり立つ都会の真ん中の植え込みでした。
植え込みの土の中から這い出て羽化したのでしょうか。
カメラの気配に驚き飛び立とうとしたけれど、混み合った枝に遮られ羽を広げられないのが可哀そうですね。
ここは西新宿のホテル 「 ハイアット リージェンシー 東京 」 の敷地の植え込み。
先に見えるビルは右手に都庁、そして左へ都議会に続く回廊、奥はワシントンホテル。
こんな都会のど真ん中でも周囲はケヤキ並木や新宿中央公園など。
緑はたくさんあるので頭上はうるさいくらいの蝉しぐれです。
蝉は7年ほど土の中で暮らし羽化して2週間で命尽きるのだとか。
その間にパートナーを見つけるのが大事な仕事なのですね。
この蝉、うまく植え込みから脱出できるといいのだけれど・・・。