北の丸公園武道館横の田安門の目には鮮やかなムラサキハナナ。
ムラサキハナナは正式な名前をオオアラセイトウ、別名をハナダイコン、ショカツサイと色々あります。
桜が咲いていたらもっともっときれいだったでしょうね。
このショカツサイ ( 諸葛菜 ) 、三国志の諸葛孔明にちなんだ名前なのだそうです。
諸葛孔明が戦争のために遠征した先で種を蒔き野菜として兵士たちに食べさせていたことから呼ばれています。
昔は何ヶ月も何年も同じ所に留まり戦っていたからこんな食糧確保も必要だったのでしょうね。
皇居お堀の桜、開花にはまだ早そうだけれど準備OKっていう感じでしょうか。
田安門を出れば九段下、左手には東京の桜の開花予想の標本木のある靖国神社があります。
当初の予想ではそろそろ開花宣言が出る予定の頃なのに・・・、この蕾を見ればまだですよねえ。
気象庁の計算ミスで1週間ほどずれ込むようです。
このところ風が強く寒い日が続いていたうえに、東京は観測至上もっとも遅い初雪がちらつく日でした。
暖かい陽射しが戻らなければもっと遅くなるのかしらね。
撮影 2007.03.16 皇居北の丸公園
追記
今日 ( 18日 ) 靖国神社の桜が3輪花開いとTVニュースで言っていました。
花5輪が完全に開いた状態になると開花宣言をするそうです。
今年は気象庁にも天候にも惑わされていますね。