ムクゲ ( 木槿 ) 早朝に開花し夕方には萎む一日花、茶道では儚さから好まれたようです。
白の一重に中心が赤は、利休の孫の千宗旦が好み、 「 宗丹木槿 」 とも呼ばれたとか・・。
韓国では国の繁栄を意味する国花だそうです。
戦前・戦中のムクゲにまつわる血なまぐさい話も多々あるようですが・・・、
心に刻まねばいけないことですね。
私のムクゲの花のイメージは・・・、夏休みとおばあちゃんでしょうか。
小学生の頃、おばあちゃん家へ行った一人旅で見た印象ですね。
駅から数分、急な坂道の手前に湧水と大きなムクゲの木がありました。
木にはたくさんの花が咲き、根もとにはしぼんだ花が点々と落ちていました。
今でも夏なると湧水とムクゲが目に浮かんできます。
もう何十年も前の光景・・・。
湧水があった所はいつの間にか建売住宅に、ムクゲの木は消えてしまいました。
おばあちゃん家も今は分割され建売住宅に、昔の面影はすべて消えてしまいました。
ムクゲの花に留まるチャイロクチブトカメムシ
2012.08.07 の記事 <
チャイロクチブトカメムシ > もどうぞ